気持ちよく"汗"をかくために・・・

人間は暑い地域でも寒い地域でも体温を一定に保つことができますが、これは"発汗"により体温調節が行われているからです。

しかし、エアコンのかけすぎや病気などで自律神経に異常をきたし、この調節機能が狂ってしまうと、様々なトラブルのもとになってしまうこともあります。

当サイトでは発汗の役割や異常・障害が起こった場合の対処法、緊張やストレスなどが原因で引き起こされる"精神性発汗"などについて詳しく解説していきたいと思います。

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発汗の役割


"汗をかく"というのは体温調節に非常に重要な役割を担っているのですが、エアコンのかけすぎなどの影響で汗をかかなくなると、低体温状態となり、発汗作用が乱れ、冷え性などの諸症状や、慢性的な倦怠感、時にはうつ病などにもつながることもあります。

暑い夏や寒い冬は特にエアコンに頼りたくなりますが、人間には本来体温調節機能が備わっていますので、正しい知識を身につけて上手に活用するよう心がけましょう。

発汗の役割


発汗異常・障害


発汗異常は、大きく分けて3つの理由において、引き起こされると考えられています。

1.発熱によるもの
2.基礎代謝が良くなったことによるもの
3.薬物などの影響

特に日頃からランニングなどの運動をしている人の場合は、新陳代謝が良くなっているためにちょっと動くだけでシャツがびっしょり・・・という人も少なくありません。

また、自律神経やホルモンバランスの乱れが原因で寝汗をかくということもあります。

発汗異常・障害


汗かき対策と治療


少し動くだけでシャツがびっしょり・・・
汗かきで悩まれている人も多いのではないのでしょうか?

新陳代謝が盛んな人は汗をかきやすい体質の場合が多いのですが、体温調節が必要でないにも関わらず勝手に汗が出てきてしまう"多汗症"の場合には、しかるべき医療機関での対策・治療が必要となることもあります。

お医者さんでの多汗症の治療としては、

1.漢方治療
2.イオン導入
3.ボツリヌス注射
4.胸部交感神経切断術

などがあります。

汗かき対策と治療


発汗作用を促す


夏になると、昼間は太陽が良く照るため、熱中症に気をつけなくてはいけません。
そのためにはまず、発汗を促し、体にたまった熱を外に排出する必要があります。

また、汗をかくことによって新陳代謝機能が高まり、日々の健康増進に役立つということも大きなメリットです。


発汗作用を促す


精神性発汗


人間は、極度に緊張した時に、手に汗をかくという性質を持っています。

この由来となるのは、動物が緊張状態に陥った時(外敵から逃げるなど)、足に汗をかくという状態と同じものであるといわれており、ストレスや緊張、不安などの精神的・心理的な問題が原因の"精神性発汗"だと考えられています。

精神性発汗

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